11月になりました

今日は、11月1日。 カトリック圏では、「万聖節(Aller Heiligen) 」諸聖人の祝日で、家族でお墓まいりに行く日でもあります。 その一日前10月31日は、マルティン・ルターが教会の前に張り紙をしたことから、いわゆる「宗教改革」の第一歩となったことから、プロテスタント地域では、この日が「宗教改革の日」という祝日。
私は現在、バイエルン州のミュンヘン(カトリック地区)とテューリンゲン州(プロテスタント地区)で教えているので、両方の州を行ったり来たりしています。年のよっては祝日が二つ続いてしまい、郵便物が出せなかったこともありますし、また、逆に2日とも平日だったこともあります。今年は、31日が土曜日で、エアフルトにいましたから、お店、郵便局などはしまっていました。そして、今日、11月1日は日曜日なので、カトリック圏であっても、そうでなくてもただのお休み。ドイツでは、祝日と日曜日が重なってもただ、祝日がチャラになるだけなので、明日から普通に平日です。
バイエルン州の公立学区は明日から1週間が秋休み。(テューリンゲン州は、10月後半の2週間が秋休みでした) 大学などは、祝日以外は、学期毎の大きな休み(夏と春)以外は、普通に授業をしますが、小中高の公立学校は、このように州によって休みがずれるようになっています。 VHSは市民大学と言われているように、成人のための教育、いわゆるカルチャーセンターです。独自の校舎を持っている場合は、いいのですが、多くの場合は、公立の学校の教室を夜だけ(だいた17時とか18時とか)借りています。学校の休みの間は管理人さんも休暇を取ってしまい、校舎全体がしまっているので、VHSの授業もお休みになります。
今、3つVHSで教えているので、バイエルンの一つは次の火曜日が休み、エアフルトは先々週と先週が休みでした。もう一つは大学生対象なので、校舎は使えないのですが、オンラインで授業をしました。 だいたい1学期に10回から15回ぐらいの授業日がありますが、祝日や学校の休みが入ることを考えて、全体の段取りを立てておかないとあとであたふたしてしまいます。それと成人の場合、お仕事で休まなければならないかた、家庭の事情や健康上の理由でお休みがあり、クラスの休みと重なって1ヶ月以上空いてしまうこともあります。
そういうことを考慮して、モチベーションが続くように、少なくとも申し込んだ1学期分はなるべく休まずに教室に来て欲しいなと工夫をしています。 オンラインになると、時間的には、学校に通うよりは融通がつきますが、それでも、前の楽器では、だんだん欠席が増えて辞めてしまう人も少なからずいました。休みあけに受講者の方たちが皆揃ってきてくださることを願って、教師としては、休みの間に、教材などを工夫したり、「仕入れ」をしようと思っています。
私の場合は、そのほかに編集の仕事、受注や発送など本屋の仕事もあるので、両方をバランスよくってことでしょうか。

Erstellt: 1. November 2020 22:51