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アドヴェント
日本では、キリスト教徒かミッションスクールに通ってない限りは、あまり縁のない言葉が「アドヴェント」, カトリック教会では、「待降節」と読んでいて、クリスマス(生誕祭)前の4回の日曜日にろうそくを一つづつ灯していく。今日はその第一番目のろうそくに火を灯す日。 そうやってだんだんとクリスマスに向けての準備をしていく。街もイルミネーションや花などで飾られて、暗く寂しかった11月の空気は一気に華やかになる。
そういう風にお祭りに向けて4、5週間かけてだんだんと準備して、お祭りの後も、だんだんと終わっていく。そういうお祝いの仕方がクリスマスとイースター。 日本の場合は、お正月の準備として大掃除をしたり、年賀状を書いたり。あるいは、お歳暮を送ったりという準備があり、御用納めで会社や銀行がしまり、大晦日を迎えると、三が日はゆっくり。というのが従来のリズムであった。最近は、お正月から買い物ができて、福袋に行列ができたりするらしい。それでも、年末年始の日本には独特の雰囲気が残っている。
ドイツでは、大晦日のカウントダウンの頃に花火を打ち上げて大騒ぎして、元旦の午前中は疲れて寝ている人が多い。そして、ほとんどの州では、2日から普通に仕事が始まる。バイエルンやカトリック圏では、1月の6日に顕現祭(Heilige Drei Könige) を持ってクリスマス週間が終わるという。スペインなどでは、この日に子供達はプレゼントをもらう風習があるとも聞いている。
さてさて今年はどんな年末年始になるのだろうか。 (11月29日)
Erstellt: 29. November 2020 20:21
Zuletzt überarbeitet: 2. Dezember 2020 13:16