11月もうすぐ終わり

何につけても今年2020は、予想外、想定外のことが次々起こり、もういつ何がどうなってもおかしくないと腹をくくって11月を迎えました。 そして、その11月ももうすぐ終わり。
誰かがつぶやいていたのだけど、 「1週間は長いけど、一ヶ月はあっという間だ」 1週間も、毎日同じ作業やルティーン繰り返していると、早く日曜日にならないかな、とか思うかもしれない。 一ヶ月も、給料日をひたすら待つとなると、長く感じる。 やっぱり「待つ時間」は長いのでしょうね。
私の場合は、毎日が授業と出版の仕事に追われていて、1週間もあっという間に過ぎています。今年の初めに、「X Xをやろう」とか、「週に一回は▲△しよう」と思っていたことは、ほとんどできてないなぁ。それを「コロナ」のせいにはしたくなくて。むしろ、突然訪れたオンライン授業のために、最初は技術的なところやタイムスケジュールの都合が上手にできなくてバタバタしていましたが、それも1週間のリズムに入ると、物理的な移動が必要ないぶん、圧倒的に自分の使える時間が増えていましたし、どちらかというと、「体重がすごいこと」になった以外は、今年の方が予定通りに作業が進むはずでした。
が、今思うとやり残しが多いです。ただ、「いつ何時」状況が変わるかわからない、という危機感から、ある程度の余裕を持って予定を立てたり、早め早めに前倒しで仕事進めたりしようという(心構え)はかなり真剣に学んだと思います。週末になると、来週からの「危機管理体制」がどう変わるのかとドキドキ。例えば、ついこの前の木曜日に来週から対面の授業ができなくなったという通知をバイエルン州のあるVHSの事務局からいただいて、そのクラスはもともと、やはりオンラインの方がいいでしょうかね、という話を進めていたから、それはそれでよかったと思いますけど。
3月の時は、当然、イースター休みまで数週間のミュンヘンでの授業を計画していたのに、金曜日になって、全面的に学校閉鎖になり、本当にあたふたしてしまいました。その後卒業試験などもあり、とにかく3月13日以降夏休みまでは、初めてのことばかり。そのことを思い出すと、水曜日の夜にミュンヘンを離れてテューリンゲン州に移動するたびに不安にはなります。ただ、いつ何時、どうなっても授業ができるように、という心構えだけは、身についてきました。残すところ5週間でしょうか。 明日はもう第一待降節(Advent)。町にある大きなクリスマスツリーに火が灯り、ツリー売り場が出来上がり。ミュンヘンでは、英国式公園で屋外のミサをする予定であるとか。
今年はどんなクリスマスになるのでしょう。 それでも、皆さんの上にも心豊かな、静かな聖夜が訪れますように。願いを込めて、ささやかなアドベントカレンダーを作りました。お楽しみください。 (11月28日投稿)

Erstellt: 28. November 2020 15:38